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2008年6月23日 (月)

上海のタクシー事情

20080623上海のタクシーは初乗りが11元(現在のレートで180円弱)と日本に比べて割安で、かなり気軽に利用できる。地図を見せて、片言ながら通りの名前を言えばなんとか通じるし(最初は苦労した)。

困るのはその運転。ヒジョーに荒い。助手席に座っているとちょっ…マジぶつかるって!!と悲鳴一歩手前なことがよくある。まぁ、運転の荒さはタクシーに限ったことじゃないけど。

まぁ、中国の(上海の?)交通ルールもまずいんだと思う。あり得ないことに赤信号でも右折可能なんですよ。中国は右側通行なんだけど、例えば、タクシーが交差点を直進しようとする場合、右から来るクルマは右折可能なので、直進車に合流する形でかなり強引に割り込んでくる。対向車線の左折車はもちろん日本のように直進車が切れるまで待とうとはせず、どんどん左折してくる。どうやらノーズを突っ込んだもん勝ちみたい。

運転の仕方もストップアンドゴーで、巡航という概念が無さそう。MT車が多く(っていうかATのタクシーはまだ見たことがない)一度4速に入れたら10km/hくらいまで減速してもギアチェンジせずにそのままアクセルオン。当然、ギアが合ってないので、ガリガリとクラッチを滑らせながら加速。

マナーも最悪。少し遅いクルマの後ろについたら、パッシングは当たり前。クラクションもよく鳴らすし、対向車線にはみ出して(というか完全に入って)追い越しをするし。
相手が強引に割り込んできたりするときは窓を開けて怒鳴り散らしたりする。ちなみに、クルマの外にタンを吐いたりするのは当たり前に見られる行動だったり。

市街地を走る場合、タクシーのルート選びは特殊。前述のように赤信号でも右折可能なので、青信号なら直進か左折、赤信号でも右折ができるなら右折、というように結構ジグザグにルートを選ぶ。止まりたくないのは解るけど、赤信号をほとんど減速せずに歩行者を擦るように右折するときのスリルは悪夢と言っても過言ではない。

これらのタクシー(を含むクルマ全般)の運転の仕方を見てて、自転車の乗り方と変わらないな、と思ったり。
ほんの10数年前の中国のイメージと言えば、自転車に乗った人々の群れがヌーの大群のようにひしめき合いながらなだれる姿を(個人的には)思い出す。あの頃よりも中国の人々は豊かになり、自転車は車に変わったけど、精神は変わらないのかもしれない。自転車の群れの中ではおそらくノーズを突っ込んだもん勝ちだろうし、ベルで合図しながら(ときには怒鳴りあいながら)距離を図るんだろうし、割り込まれないよう距離をつめるためにストップアンドゴーで走行するんだろう。


でも、ソレ、自転車じゃなくて、1.5tの鉄塊でできたクルマですから。


自転車的な運転の良さといえば、距離をつめて運転するために速度があまり出ないことかもしれない。事故は多くても、大事故はあまりないのかもしれない。

とは言っても、もうちょっとマナーは良くならないのか。一度、タクシーがタクシーに追突するのを見かけたことがあるけど、アレの当事者になる可能性が日本よりも確実に高そうだし。

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