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2009年5月24日 (日)

中止する勇気

結局、天気が良くなさそうだったので、週末の立山テント泊は中止。

北陸の、かつゲレンデのスノーボードなら、多少の悪天候でも中止をすることはないんですけど、かなり観光開発が進んでいるとは言え、立山あたりだと全然ナメてかかれないというか。


過去、「もう行くしかねえ」というデスマなプロジェクトにいくつか参加させていただきました。
ああいうプロジェクトは、実はキックオフ段階でかなりのきな臭さを担当者レベルでは感じているものなんですけど、政治的に行くしかねえ状態に追い込まれてしまっているような気がします。
仕事の場合、仕方のない一面もあるし、終わってみれば成功してたし政治的判断も間違ってなかった、ということもあるにはありますけど。

ま、何をもって成功とするかにもよりますな。
「一人も脱落者が出なかった」とか。
「思った以上には赤字にならなかった」とか。
「ノウハウは蓄積できた」とか。


立山バックカントリーにおいては、活動範囲は標高2,500mから3,000mくらい。酸素は地上(海抜0m)に対し70%前後。(正確には、大気中の酸素濃度は変わらないけど、大気自体が3割程度薄くなる)
積雪量は同緯度の3,000m級の山としては世界でも例を見ないほどの多さらしく、歴然とした大自然の中に身を置く必要があるわけで。

毎年、必ず事故で亡くなっている方がいる程度に危険であり、素人が悪天候の中、「立山バックカントリーも積雪量的にラストチャンスだから行くしかねえ」という政治的な判断はとても下せませんでした。

そんな判断は、仕事だけで十分ですよ。

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